同軸トラップ

同軸トラップ、で検索すると、まぁ類型がたくさんあるのな。YAAトラップが時々混ざるけどw

んで、皆さんの設計やら実装やら、それぞれ読んでいる訳だけれども。



VE6YPさんの、Coax Trap Designなる計算ソフトが昔から有名で、信頼されてるということも判った。



7MHzの同軸トラップだと、Cが大きく、Lが小さめのトラップが出来上がりがちで、3.5MHzのときには短縮コイルとして動作して欲しい狭敷地ハムには使いにくいのね。

ということも理解できた。同軸を巻くんだからLを大きく作るのは大変だし、Lを大きくしようとするとケーブル長が長くなり、Cも増えてしまうのだからそりゃそうなるわな。
ただCの耐圧を心配する必要が減るので、敷地があって大電力を乗せたいのならば便利なんだね。


ということで、自分の方針としては、Cは同軸がコイルの中に収まってしまうような長さ、これを複数本パラにして、数十pFあたりを狙う設計にして、Lを大きくする設計のほうが、3.5MHzの短縮コイルとしての動作がありがたい訳だ。
なるほどな~。



まぁそういうことで、理屈はなんとなく理解できてきたので、工作するかな!

KIV2sqでコイル作る。導体外径1.8mm、仕上がり外径3.4mm。MMANAの巻きスペースは仕上がり外径ではなくて、隙間の距離を求められているっぽいので、3.4-1.8で1.6mmな。
ボビンは塩ビ管VP-40。この外径は48mm。Cを10pF、RG58A/Uを10cmで固定して、7.01MHzに共振するLは51.5μHで、7.3回巻きで仕上がりコイル長さは25mm? それだけ?
もっと細い塩ビ管にすると。VP-25の外径は32mm。これに巻くと9.5回巻きで、コイル長さは32mm。サイコロか。
ちうか、こんなんで3.5MHzに対する短縮効果が出るの?? なんかおかしいな...。と思ったら、コイル直径が一桁間違えてたwここ単位cmなのなw そっかー。でかいコイルを作ればそんなもんなのか。


ボビンにする塩ビ管VP-40の外径は4.8cm。Cを10pF、RG58A/Uを10cmで固定して、7.01MHzに共振させるには51.5μHで、84回巻きで仕上がりコイル長さは28.3cm。だよね~。


とりあえず設計検討はここまで。あとはいくら理屈を捏ねても、入手できる部材と自分の工作能力に合わせてアレンジが入るので、ここから先は実践あるのみなのだ。

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51.5μHを、VP-40にKIV2.0sqを巻いてつくる
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RG58A/Uを、VP-40に巻くならこうなる


blog.goo.ne.jp
ちょっと気になったのでメモ。

www.ann.hi-ho.ne.jp

1Kw対応3Bandハーフ・スローパー。ですって。
この記事が目に止まったのはアンテナの形式ではなくて、トラップコイルの制作の部分。

同軸にある浮遊容量のC成分を応用して、高圧コンデンサ代わりに使うという制作記事は時々見かけたのだが、
トラップコイルを同軸で巻いてC成分とLの巻線を共用する作り方ができるんじゃないかな~と漠然と思いながら、作例がないかweb上を探索の旅をしていたらこれが見つかった。まさにこれ! という感じ。

NanoVNA導入記念に、これを制作してみたい。


まずは160mは端折って、80mと40mの2Bandにアレンジして制作するつもり。
一発目的にはちょっと難しそうだけど、ロングワイヤー系のアンテナはSWR計だけで制作してメンテしてたんだから、なんとかなるだろ。ということでw
また、自分はほぼ水平に張る形で設置になるので、これの影響なんかもMMANAで計算し直ししておく。鉄塔の代わりに垂直にラジアル風のエレメントがある程度必要ってことで良いのだと思う。というか、地上高と同じエレメントがあるというふうにしてMMANAで計算しておけば良いのかな? あとで検討する。

この記事、MMANAの使い方ガイドも素晴らしいし、採用されている部品&部材の入手性も良さそうだし、トラップコイルの工作をイラスト&写真で細かく解説してくれているのも素晴らしい。
なんか自分でも制作できそうな気分になってきた、というとこらへん重要よねw。

トラップコイルの説明はすごく詳しく書かれているけれど、給電部とソーターバラン部分の説明が随分と簡単な記載になっている気がする。
まぁそこは自分の勉強不足なだけなんだよな~と思いながらバランのことを調べながらwebを彷徨っていると、CQ出版の定本トロイダル・コア活用百科を読め、という記載が度々出てくるんだよね...。
やっぱりこれは読まなければ駄目な気がする。
大学社団で無線をしてたころは、この手の資料は部室に新旧いくらでもあったものだが、カムバックして一人でやっているとこの手の資料にすぐにあたれないのにはメゲる。これが本当に辛い。
webにはたくさん情報があるけれどバラバラすぎて、基礎をざっと抑えるには教科書的な定番の書籍ってやっぱり必要なのよね。手元にな!

ちうわけで 定本トロイダル・コア活用百科はやっぱりアマゾンでポチる。

NanoVNA然り、MMANA然り、良いツールは増えているのに、基礎が疎かなので理解が進まないのよ。若いうちに勉強しとくんだったと、年寄はいつも思うのでした。まる。

eQSL.ccの、カードのデザインをなんとかする。

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QSLカード元データ

eQSL.ccの、カードのデザインをなんとかした。

ということで、元データをここに貼っとく。

普通は鉄塔を外して撮影するもんなんだろうけど、アマチュア無線のカードですからね!鉄塔を入れて、送電線丸かぶりの富士山で。

あけましておめでとうございます。QSOパーティー参戦中です。

正月にちゃんとのんびりしているのって、何十年ぶりだろう。

思わずQSOパーティーに参加するなど。

 

 まずは40mFT8からだったんだけど、9時からはかなりカオス。

CQのあとに、NYPをどう設定して送れば良いのかから判らず。(Tx6を直接編集すれば良い)

OP名をどうやって送れば良いのか。

OP名が確認できないとき、どうすれば良いのか。

どないすりゃよいのよ。と思ってたら

http://www.jh4vaj.com/archives/15479

ここがとても参考になった。いつもありがとうございます。

オートシーケンスって、そんなルールで動作してたのね。という確認としても参考になった。

 

自分は、Tx5に、

「HNY OP MAKOTO」

「OP MAKOTO 73」

の2種類を登録しておいて、

 

AUTOシーケンスが走り始めたらTx5を「HNY OP MAKOTO」に切り換えして、 

相手のニックネームが確認できたら「OP MAKOTO 73」を送るようにする運用で落ち着いた。これで、自分の判断で73を送ったタイミングで、LOGが生成される運用になる。

 

 うーん。煩雑。w

 

Tx4をRRRにして、この設定にすると、オートだけでは交信が終わらなくなるので、相手によっては結構困る。パーティー非参加局は、手動で打ち切るしかない。それでもレポートの交換は終わっていることが多いのでそれはそれ。

 

VAJさんのとおり、Tx5は「OP MAKOTO 73」で固定にして、ニックネームが受信できなかった局は、パーティー的には交信未成立のままにしてしまうほうが、運用がラクで良いような気がしてきた。 得点関係ないしねw

 

追記。VAJさん推奨設定だと、相手の73を受けてから、OP名を送信する形になるのか。73送るときに、交信終わってない感じが違和感あるんだけど、そうすればオートで交信が進むよ。ということなんだな。まぁコンテストではないから、それでいいじゃん?ということか...。

QSOパーティーはそれでいいけど、FT8/FT4のコンテストってどうしているんだろう。こんどはそっちが気になるなど。

 

コンテストモードの実装が進むと、諸々解決するのかしら?

 

といったところで、きょうはおしまいにしよう。

今日はACAG TEST

cw skimmer をセットアップしてみた。なにこれすごい。

技術の進歩ってすごいな。

 

CTESTWINと連携させるばあい、どっちにCATのコントロールを渡すのが良いんだろ?

って、CTESTWINに渡すほうが良いに決まってるよな。CW skimmerを運用する専用無線機とPCを用意すればまた別なんだろうが...。

 

ACAG終わったので追記。

 

台風19号がすごかったので、関東の大学社団とか居ないし、移動している人も居ないしで、ちょっと静かだったのかなぁ? 久しぶりすぎてよくわからない。

 

結局C7Mでエントリーした。

 

CTESTWINのキーヤーをRIGにつなぐケーブルを用意してあったんだけど、CATのケーブルとキーヤーのケーブルを両方接続したらみごとに回り込んで駄目だった。フォトカプラ入れたケーブルを作り直すよ。

 

そんなんで、CTESTWINのキーヤーが使えないという縛りで24時間戦う羽目に。PICキーヤーのプリセットだけでなんとかすることになってしまったので、今回はまぁ復帰初戦だし呼び周りだけでCQ出さないことにした。

 

CW skimmer便利すぎる。解析はアテにならないけれど、ウオーターフォールを目で見て再確認できるのが良い。まぁでも耳で受信できていないときは大抵ウオーターフォールを見ても分からんのだけれども^^;

 

CATコントロールは、CW skimmerに渡すのが圧倒的に便利でした。CAT連携している状態で、右肩の解析画面をクリックするといきなりゼロインしてくれるとかすげぇ。

 

なにしろ、20数年前のコンテスト風景しか知らんので、この手の技術革新色々あるんだろ~な~。みたいな感じだ。

LOG提出も技術革新のおかげで、終わった瞬間にJARLに提出するログが出来上がって、電子メールで提出でよくて、このタイミングで書類提出が完了してもうJARLから受領確認メールが戻っているという。恐ろしく簡単でおどろいた。ちうかWEB上に書類提出局リストが上がってるのか。驚く。

 

もう何年も前からそんなだよ、という話なんだろうけど、コンテスト参加するのほんとに20年ぶりなんだよぅ。

 

ちうわけで楽しかったが、電信はちゃんと練習しとかなきゃ駄目だ。

 

http://www.jarl.com/contest/eloglist/received-acag.htm

 

アマチュア無線、FT8関連でセットアップしたことをメモしなければ

 

だんだん色々になってきて、もうわけがわからないよ。

pskreporter.info


www.eqsl.cc


Turbo HAMLOGのデータをeQSLに送る手順。
jp1lrt.asablo.jp

※オプション-QSLカード印刷 のコメント欄に注意
※検索-複合条件検索と印刷-検索条件の設定
で、出力先にADIFファイルを選ぶ。Remarks1を出力を選んでおいて、ここに書いたコメントがeQSLに転送されるようにする。
未だに漢字は駄目っぽいので気をつける。

- eQSL2Thwの使い方 -
http://ja1xuy.in.coocan.jp/How_to_eQSL2Thw/index.html

メモをするのはアウトプット

メモるべきはインプットではなくアウトプット - Chikirinの日記

これ読んできた。

自分、PLCのラダーを設計する人で、発注者であるお客様と打ち合わせをする訳だけど。

打ち合わせで会話をしながら、頭の中でラダー回路を設計しながら会話をするんですよね。
完成形をイメージしながら打ち合わせをする。ものづくりをする人はみんなそうしていると思うんだけど。
それをしたものは、自分が考えたことなので、お客様に言われたことよりも覚えやすく、忘れない。
打ち合わせが終わると、ラダー図が頭の中では完成していて、あとはそれを入力すれば仕事終わり。という状況にできれば完璧。

若いころ、すげーできる先輩がこれをやっていて、真似をしながらずっと経験を積んできたら、いつのまにかある程度はできるようになった。

こういうふうに打ち合わせをしないと、センサーが足りていないとか、運用で曖昧な点がある、などの指摘ができないのよ。
持ち帰って設計中に気がついて指摘をするのでは、全然周回遅れになってしまう。
優秀な設計者と平凡な設計者の差は、着手時にイメージできる完成形の完成度の差なのであるよ。

本来専門外だけれども、たまーに自分でやらなければならなくなる、機械設計などではいまだにこれが苦手で、図面を書いてみないとまるで判断ができなかったりするんだけどね。

職人さんなんかも、打ち合わせしながら施工手順を想像して、施工時に困りそうなことを質問していると思う。この施工手順の想像が、どれだけ精度よくできるかが、
見積もりの正確さに直結するし、トラブルの回避にも役立つ。そんなこともあろうかと先回りできるのは、やはり手痛い経験をしてきているから。