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1Kw対応3Bandハーフ・スローパー。ですって。
この記事が目に止まったのはアンテナの形式ではなくて、トラップコイルの制作の部分。

同軸にある浮遊容量のC成分を応用して、高圧コンデンサ代わりに使うという制作記事は時々見かけたのだが、
トラップコイルを同軸で巻いてC成分とLの巻線を共用する作り方ができるんじゃないかな~と漠然と思いながら、作例がないかweb上を探索の旅をしていたらこれが見つかった。まさにこれ! という感じ。

NanoVNA導入記念に、これを制作してみたい。


まずは160mは端折って、80mと40mの2Bandにアレンジして制作するつもり。
一発目的にはちょっと難しそうだけど、ロングワイヤー系のアンテナはSWR計だけで制作してメンテしてたんだから、なんとかなるだろ。ということでw
また、自分はほぼ水平に張る形で設置になるので、これの影響なんかもMMANAで計算し直ししておく。鉄塔の代わりに垂直にラジアル風のエレメントがある程度必要ってことで良いのだと思う。というか、地上高と同じエレメントがあるというふうにしてMMANAで計算しておけば良いのかな? あとで検討する。

この記事、MMANAの使い方ガイドも素晴らしいし、採用されている部品&部材の入手性も良さそうだし、トラップコイルの工作をイラスト&写真で細かく解説してくれているのも素晴らしい。
なんか自分でも制作できそうな気分になってきた、というとこらへん重要よねw。

トラップコイルの説明はすごく詳しく書かれているけれど、給電部とソーターバラン部分の説明が随分と簡単な記載になっている気がする。
まぁそこは自分の勉強不足なだけなんだよな~と思いながらバランのことを調べながらwebを彷徨っていると、CQ出版の定本トロイダル・コア活用百科を読め、という記載が度々出てくるんだよね...。
やっぱりこれは読まなければ駄目な気がする。
大学社団で無線をしてたころは、この手の資料は部室に新旧いくらでもあったものだが、カムバックして一人でやっているとこの手の資料にすぐにあたれないのにはメゲる。これが本当に辛い。
webにはたくさん情報があるけれどバラバラすぎて、基礎をざっと抑えるには教科書的な定番の書籍ってやっぱり必要なのよね。手元にな!

ちうわけで 定本トロイダル・コア活用百科はやっぱりアマゾンでポチる。

NanoVNA然り、MMANA然り、良いツールは増えているのに、基礎が疎かなので理解が進まないのよ。若いうちに勉強しとくんだったと、年寄はいつも思うのでした。まる。