固定発携帯の料金設定権問題、激変緩和措置が焦点に

http://www.jij.co.jp/news/soft/art-20030529203851-LMOAGTWUQL.nwc
ちょっと記事が不親切な気がするけど、業界人向けニュースだからこれで良いのか?
今現在、固定電話発=>携帯着の通話料金を、携帯業者側が設定していて、固定電話業者が代行収納している、という仕組みを漠然とでも理解している人ってどのくらい居るのだろうか。
具体的に書くと、着呼側の携帯ユーザー側に請求が行かないのはともかく、固定電話側に高額な接続料金を請求しても、固定電話業者が代行して料金を集めてくれる訳なので、携帯ユーザー側には「ウチの携帯は安いですよ!」と、宣伝出来ちゃう訳なんですね。
固定電話業者代表のNTT東西は、顧客に通話料が高額だ!と文句を言われるだけで、その高額な料金を改訂する権利が無いので怒っているのです。そして。ここで美味しい思いをしているNTTドコモは現状維持を目指して新制度に猛反対。ということなのね。
IP電話が、IP電話発呼携帯着呼の料金が安くできないのもこの現行制度の問題があるからな訳で、いずれは新制度に移行することになるだろうが、その紆余曲折は興味津々。