段差でこすれショートが原因 阪神電車のケーブル火災

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200502030028.html

 側溝内には雨水を流すための段差(約7センチ)があるが、昨夏の猛暑などによる寒暖差でケーブルが伸縮するうちに、表面の被覆や絶縁体が段差の角とこすれて損傷し、1500ボルトの電流が流れる銅線が露出したらしい。

ニュースはどうでもいいんだけど、日本語が変。

1500ボルトなのは電圧なので、「1500ボルトの電圧が掛かる銅線が露出した」と、して欲しいところ。ただし、こう直すと電圧がどこに掛かっていたのかが不明な文章になってしまう。大地と銅線間の電圧なのか、複数の銅線間なのだか....。鉄道の設備の話なので、当然前者だと思うけど。

ということで、本当は記者の人には、「事故当時何アンペアの電流が流れていたのですか?」と質問して記事にしてくれると、記事を読むほうとしては参考になるのだがな。こう質問されたら、「何アンペアを想定し設計、敷設されていましたが、何アンペア流れたため自動で遮断されました」という模範回答か、「火災の通報を受けて手動で遮断しました。実は何アンペア掛かっていたか記録が残っていないので判りません」というようなちょっとヤバげな回答が得られるはず。なんだけどな。