将棋電王戦

ご無沙汰してますね。

えぇ。相変わらずですよ。

最近将棋観戦が面白くて。昨日は電王戦がありましたね。米長永世棋聖vsボンクラーズの。
ボンクラーズが勝ったんですが、なかなか面白かった。
またニコニコ動画ドワンゴが共催していて、7時間近くに及ぶ対局時間の全てを、渡辺竜王の解説付きで生放送したんですよ。これがすごく良かった。日中は子供と遊んでいたので生で見た訳ではないのですが、対局終了後からタイムシフト再生で昼休みとかは少し飛ばしつつ、ほぼ実時間でタイムシフト再生で観戦してしまいました。1.5倍速再生機能欲しいな〜とか少し思いましたけど、まぁすばらしいものです。こっちの都合で実時間観戦できるなんて素敵すぎる。

米長永世棋聖のblogもすごくいい。わりと正直に戦前予想を書いているところとかが凄い。

みちびき、について

日本版GPS衛星7機体制を報道する読売記事を補足する - 木走日記
この件を勢いでブクマしてツイッターに転送したら、厳しいツッコミやら同意やら、なかなか楽しかったのでメモしておく。

こういうの怪しい記憶で早まって書くと良くないね。反省。

 んで、ざっと調べ直したんだけど。
静止衛星軌道の軌道高度は3.5万kmは良かったんだけど、準天頂衛星軌道の軌道高度をよく分かってなかった。よく考えたら、結局経度軸側はおおよそ日本上空に留まる軌道な訳で、3.5万kmのあたりを行き来することで釣り合ってるんだ。だから悪条件の時の準天頂衛星軌道の軌道高度は静止衛星軌道のそれよりも悪くなる。近地点高度3.3万km〜遠地点高度3.9万kmと。

 んでさらにオイラGPSの軌道高度を2000kmと一桁間違って記憶してた。これでもISSよりは一桁上なんだから宇宙は広い。実際はGPS衛星って、2万kmあたりを飛んでるのね。だよなそりゃ。
 ISSの飛んでるのを肉眼で見たことあれば、ISSの十倍程度の軌道高度で常に4機視界に入れるために必要な衛星数を想像しても判る。

 ということで、GPS衛星とみちびきの軌道高度との差は実は2倍程度。電波の出力を4倍程度にしてあげれば、受信機の能力はそのままでも行けると思う。GPS衛星の空中線電力と、みちびきのそれがすぐには調べられなかったりしたんだけど。

 これは言い訳だけど。みちびきは、測量用途や航空管制などのGPS精度が必要な特殊業務用に、大きな受信アンテナを別途用意して運用するものだとばかり思ってたのよね。


 GPS衛星の送信出力も、世代を更新するたびに大きくなってきているはずで、今では携帯電話でも余裕で受けれるほどになっているのだけれども、GPS衛星の4倍程度で良ければそのうちなんとかなるのかもしれない。

 ただGPSシステムが止まっているときに、単独で運用できるようにする、という所までは要らないと思うな〜。あとトラポン載せて双方向通信とかも余計だと思う。そいうことは通信衛星でヤレ。ただ、24時間運用はやっぱり欲しいよね。軌道上予備も欲しい。最低4機?
 そいう最小限構成で続けるにお金がどんだけ必要で、という話は出てるのかな〜。将来はアレもこれも、という掛け声はいいんだけど、インフラの話なんだから、始めたのはいいけどお金なくて継続できませんは寂しいぞよ。

たとえば、次期ひまわりとか大丈夫なのか。ひまわりの現在は軌道上予備が控えて居て5号の末期のころに比べれば全く安心なのだけれど。ひまわりの地上予備って今無いし、次の予定は2014年打ち上げ? うーん。またギリギリだよねぇ。

あと、GPS衛星を静止軌道上に複数並べても、精度を上げるのには役にたたないと思う。原理から考えて、中心点の位置が近いというのは致命的だよね。静止軌道上では軌道位置も、軌道高度も似たようになってしまうのだから。静止軌道上は正一基と予備一基まで。そう考えると、あいのりするならひまわりだよな。

明けましておめでとうございます。

おめでとうございます。

blog、サボりまくりですなぁ。
ツイッターも飽きてきたというか。
読書メーターも、全部を登録するのは面倒。これは! というものだけしか書いていない。

昨年31日から東京都某所で出張作業でして。ホテルの部屋でさみしく年越ししましたよ。6日には帰れるといいなぁ。

asahi.com(朝日新聞社):「取って」と「撮って」勘違い 素手で高圧電流架線触る - 社会

突っ込みどころ満載だなぁ。

高圧電流が流れる、はマスコミ言葉でよく聞くし、まぁ言いたいことは判らなくもないんだけど、電気屋さんからすると違和感のある言葉。
高圧電流架線もおかしくて、鉄道会社は高圧架線としか言わないはず。

 JR東海道線の車掌が7月、高圧電流が流れる架線に絡まったビニールを素手で取り除いていたことがわかった。

架線には高圧が掛かっているけれども、電車が来ないかぎり電流は流れていない。という物理を理解しれいれば、こういう不思議な日本語にはならないと思うんだ。「高圧が掛かる架線」でいい。

 指令は「写メ(写メール)で撮って送ってくれますか」と指示。車掌は「取り除け」と聞き間違え、車両から降りて、垂れ下がったビニールをつかんで取り除いた。架線には1500ボルトの電流が流れており、本来は電流を切った上で、専門の作業員が絶縁の手袋を使用して取り除く決まりになっているという。

1500ボルトの電流が流れて

キタコレ。重症です。小学校からやり直しレベルの間違いなんだけど、これもマスコミ方面では良く聞く。物理が判ってないのか日本語が判ってないのか心配されるレベルのまちがいで、オイラの現場にこんなこと言う奴が居たら間違いなく判ってないぞ!と要注意人物としてマークされる。これが記者だけでなく、校閲もパスして掲載される事実に驚く。
1500ボルトは電圧の単位なのですから、1500ボルトの電圧が掛かって、としてくれなければ困る。

次の文の、「電流を切った上で」もおかしい。電流は切れないだろ。「電源接続を切る」というべき。オイラの感覚だと、電流を切ると言われると、短絡事故電流の遮断のことを想像する。今回の記事の内容とはぜんぜん違うよね。


電圧は高い⇔低い、電流は大きい⇔小さいで表現します。
電圧は掛かるもので、電流は流れるものなのです。



高圧電流
http://homepage2.nifty.com/GANSO_hirokun/tawagoto0504.html
ここのまとめが良かったなぁ。

でも、JR東海の事故報告がいつもえらいと思うのは、

同社は、無線での指示を「撮影して」と改めるなど再発防止に取り組んでいる。

この部分をちゃんとアナウンスして、アナウンスするからには社内で実際に行っているだろう点。JR西日本からの同様の情報には、いつもこの点が欠落している気がする。誰が悪いとかじゃなくて、どうしたら再発させないで無理なく運用できるか。JR西の安全対策は、結局のところ面倒で守れない約束やしくみを大量に作って自らの首を絞めているように見える。JR東海のこういう地味な取り組みや、京急の無茶な運用を安全に実施している仕組みをもっと参考にするべきだと思う。マスコミもJR西を叩くだけじゃなくて、もっと勉強して、そいう地味だけど立派な取り組みをたくさん紹介して欲しい。日本人は謙虚だから、そいう前向きな取り組みをなかなか表立って自慢しないので、マスコミ力が問われるし、そういう記事は読者が喜ばなくて読まれない、というジレンマも解らなくはないのだけれども。JR西のニュースなんか特に、それで当面の予防策はどのようにしているのですか? の一言を聞いてきて記事にしてもらえるだけで、ぜんぜん違うと思うんだよなぁ。安全に関わる部分だったら正式の決定とは別に、とりあえずの現場対応が必ずあるはずなのだから。

けん玉を買った。

いやは、blog書いてないですねえ。

本読み記録もサボってます。そろそろ記憶が怪しくなって、いま書いておかないと忘れてしまいそうです。

けん玉は、最近になって長男をけん玉教室に連れて行って居るのですが、お父さんも一緒にどうぞということだったので、マイけん玉を用意してもらって自分も始めた、という塩梅です。先生におまかせでけん玉用意してもらったら、大空だったです。玉は緑色にしました。

けん玉クラブのご案内 【けん玉・鉄道模型のパピーランド】

けん玉練習してますよ。長男と一緒に。長男には楽しく取り組みながら上達をして、集中力をコントロールできるようになってくれたら良いなぁと思います。

もともとジャグリングのほうで大川さんの主催しているジャグリングサークルに遊びに行ったのがきっかけで。集中力に問題あり過ぎる長男にやらせるのにはけん玉はうってつけかなぁと思いまして。


ジャグリングのほうは、もともとディアボロから始めたんですけど、最近ディアボロはちょっと休憩中で、基本に帰ってボールジャグリングを練習中です。ようやく3カスケードが少しできるようになりました。まだ20キャッチぐらい。とりあえず200キャッチぐらいできるようになりたい。と思って練習中です。