政治ネタを少し。

どうして民主党政権の人たちは、全部一遍に片付けようとするのだろう。

ガソリン税暫定税率問題は、暫定税率のままでは格好が悪い、暫定のままいつまでも暫定なのは立法府のありかたとして恥ずかしいから、恒久的に環境税として同率で税を徴収しますよ。と宣言して、必要な法改正をする。のだと自分は理解していた。

最近の報道を見てると、減税が目的だったの? と勘違いしてしまう。暫定をやめるのが目的だったのではなかったのか。


報道のしかたがまた良くない。環境税にしたとき、各燃料に対する税率配分など、些細な問題ではないのか。ガソリンは税率さがるけど、天然ガスはあがるとかさも決定したかのように報道して煽っていたけど、環境税に切り替える瞬間は、現在のガソリン等に掛かっていた暫定税率分をそのまま環境税として課税することにします。として環境税を軟着陸させることはできるだろうに。将来的にはあらゆる燃料に薄く広く課税しますが、数年間はこれで様子を見ますよ。として次政権に先送りしても良いのではないの?



普天間移設問題もそう。事は外交問題なんだから、前政権が約束していたものを反古にして、国内事情というか、政権事情を米国に対して押し通すとか言語道断だと思う。米国と合意している沖合移転は決定事項として粛々と進めたうえで、沖縄県の負担を軽減させるための基地移転案を別途、沖縄県も米国も政府も納得できる形のものを用意しなければいけないのだと思う。別途で新たな事業として、民主党の改善案を示して欲しい。自民党政権が何十年もかけて努力してきたものを、半年程度でなんとかできると思っている民主党政権の考え方がどうかしていると感じる。